AmazonのCPF認定 = Climate Pledge Friendlyを取得するには☆Amazon

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最近、米国Amazonサイトの商品ページに「Climate Pledge Friendly」(以下AmazonのCPF認定)というグリーンラベルを表示し始めています。

AmazonのCPF認定は、いずれAmazonJPに来ると考えられます。そのため、一歩早めの準備をしませんか?

今回はAmazonのCPF認定を取得するプロセス、メリデメを紹介します。

AmazonのCPF認定について

AmazonのCPF認定とは、サステナビリティ認定制度を利用して自然界の保護に貢献する商品を目立たせるAmazonのリテールプログラムのことです。

このプログラムに参加している商品は、同類の商品よりも有利にランク付けされます。つまり、CPFありの商品は、トラフィック支援とディスプレイされる可能性が、CPFなしの商品より高いです。

詳細は下記オフィシャルサイトになります。

Climate Pledge Friendly(CPF:気候変動対策に関する誓約への配慮): クリエイティブガイドライン
Climate Pledge Friendly(CPF)とは、サステナビリティ認定制度を利用して自然界の保護に貢献する商品を目立たせるAmazonのリテールプログラムのことです。

AmazonのCPF認定のメリット

1.トラフィックとディスプレイが増える可能性

CPF商品は、Amazonから無料のディスプレイチャンス=+10%ターゲットトラフィックを受けることができます。つまり、自然検索トラフィックがタダでもらえる=adする料金が節約されることです

ちなみにセラースプライトの拡張機能を使えば、その効果は一目瞭然です。具体的には、当該商品のページの上部にトラフィック源をクリックしたら、下記赤枠のところに自然検索トラフィック量がわかります。一方、他のトラフィックソース(ユーザーがどこをクリックして商品を見たのか)も確認可能なので大変便利かと思います。

2.Amazon特別ゾーンに展示される

CPF商品は、Amazonの特定のトラフィックチャネルに表示されます。これによって、他店との競争に優位性が現れます。

3.商品の検索順位が上げられる

CPFあり商品は、 環境意識の高い消費者から選択されます。つまり、CPFない類似商品と比べてコンバージョン率と検索順位が高くなります。

AmazonのCPF認定のデメリット

現時点(2023.10.01)はまだ早い

現時点は米国サイトのみなので、いつ日本に来るかはわかりません

なので、今回はAmazonのトレンドと知識を得るようにしましょう。

申請が有料

CPFラベルの申請には有料です(amazonへの展示申請は無料)。国の事業者認証基準では数十万円/年のようですが、Amazon商品に認証基準は未だないようです。

つまり、現時点はそれを静観しすぐ動き出せるように備えましょう。

AmazonのCPF認定のおすすめの取得方法-カーボンニュートラル認証

Climate Pledge Friendly(CPF:気候変動対策に関する誓約への配慮): クリエイティブガイドライン
Climate Pledge Friendly(CPF)とは、サステナビリティ認定制度を利用して自然界の保護に貢献する商品を目立たせるAmazonのリテールプログラムのことです。

オフィシャルサイトに紹介してあるように、合計45種類の取得方法があります。いずれかを取得できればCPF商品となります。

ここでは、カーボンニュートラル認証の取得を検討することをお勧めします。カーボンニュートラル認証とは、二酸化炭素排出量を計算・削減することで地球温暖化への悪影響を軽減する認証であります。

下記はアマゾンからタップして認証機関のオフィシャルサイトです。見た目、アマゾンとは資本関係がない会社のようです。

https://ja.scsglobalservices.com/

申請の流れとしては、お客様→認証機関→環境省かと思います。一方、認証機関をskipして、直接環境省に申請することも可能かと思います(ここは未検証

「カーボン・オフセットラベル」又は「カーボン・ニュートラルラベ ル」の使用申請について
環境省のホームページです。環境省の政策、報道発表、審議会、所管法令、環境白書、各種手続などの情報を掲載しています。

それでは、主なメリットと申請プロセスを紹介します。

カーボンニュートラル認証のメリット

1.カンタン:シンプルな申請書類と簡単な認証プロセス

2.汎用:ほぼすべての種類の商品とサイトに適用できます。

カーボンニュートラル認証のプロセス

オフィシャルサイトのプロセス紹介

一見、オフィシャルサイトには大体の紹介とコンタクトの勧誘しかありませんが、実は詳細のプロセスPDFファイルに隠れています。

https://ja.scsglobalservices.com/services/carbon-neutral-certification

pdfファイルはここ↓

概ね、上記に従えば問題ないかと思います。

実は、実際の書類等はコンタクトしないと貰えません。けれど、必要書類の全体感をすぐ把握したいと思います。そのため、ながながめは用意したのをご参考ください。

要求される書類と大体のプロセス

必要書類等:販売者は商品リンク=ASINのリスト製品情報シート登録申請書製品情報収集フォーム会社の営業許可証排出削減対策

次は、カーボンフットプリント(CFP)算出、カーボンオフセットを購入、証明書が発行されます。

最後は、アマゾンにグリーンラベルを申請して終わりです。

よくある質問

AmazonのCPF認定への参加は必須ですか?

いいえ。Amazon CPF認証は任意の認証です。販売者のニーズに応じて、参加するかどうかを選択することができます。ただし、認定を受けると、10%のトラフィックサポートと専用チャンネル特典が受けられます。

CPFの適用製品の範囲は?

範囲は広いです。一般的な製品のほとんどが対象となります。

認証完了後、CPFラベルをどのように商品に追加しますか?

第三者認証機関代行の場合、お客様がするアクションがありません。第三者認証機関がAmazonの商品ページに CPFを表示させます。

カーボンニュートラル認証では、複数ASINを1つのグループにまとめることができますか?

素材が80%以上類似していれば、1つのグループにまとめることができます。

すでにカーボン・ニュートラル認証を取得している場合、他のショップサイトでもこの認証を利用できますか?

同一ショップの異なるAmazonサイトにおいて、同一商品のグリーンラベル認証を申請することができます。

カーボン・ニュートラル認証の有効期間は?

認証は長期間有効ですが、該当するカーボンシンク料金を毎年更新する必要があります。

中古品でもCPF認証を申請できますか?

具体的な申請資格については、CPF認証基準をご参照ください。

カーボンニュートラル認証における「カーボンオフセット」とは何ですか?

カーボン・オフセットとは、炭素排出量マイナス吸収量の相殺額です。

計算式は?

炭素吸収量=個々の商品の炭素排出量×年間販売量×当日の炭素吸収量価格。一方、年間炭素排出量=個々の商品の炭素排出量(ラボテストによる)×年間販売量です。

AmazonのCPF認定-まとめ

AmazonのCPF認定は現状米国サイトのみになっており、日本には未だ来ておりません。

10%のトラフィックのサポートが受けれますが CPFラベルの申請自体は有料です。

以上から、まずここを留意していきましょう。

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